Japan Tour!
We’re off to Japan next week to do a 5 date tour sharing stages with Marvin’s Revolt from Denmark and our fellow Transduction Records label mates LITE.
Full schedule:
10/02/09 - Drunker’s Stadium, Kashiwa, Chiba (with Marvin’s Revolt, Clean of Core & Deepsea Drive Machine)
11/02/09 - Club Rock’n'Roll, Nagoya, Aichi (with Marvin’s Revolt & LITE)
12/02/09 - Fandango, Juso, Osaka (with Marvin’s Revolt & LITE)
13/02/09 - O-Nest, Shibuya, Tokyo (with Marvin’s Revolt & LITE)
14/02/09 - Lush, Shibuya, Tokyo (with Z, Kurukurucrew & 9dW)
期待のアイリッシュ・バンド、ザ・スプーク・オブ・ザ・サーティーンス・ロック待望のジャパン・ツアーが2月に敢行される。
ザ・スプーク・オブ・ザ・サーティーンス・ロックは、アイルランドはダブリンの音を奏でるバンドである。そのバンド名は幽霊に取り憑かれた運河の水門にまつわる古い詩の一節に由来し、伝統的なアイリッシュ・フォークの中にサイケデリック、プログレ、ポスト・ロックなど様々な音楽的要素を取り込んでいる。時にはソロの弾き語りで、時にはアコースティック・トリオで、そして時にはフルバンド編成で…スプークは独自の創造性を駆使し、馴れ親しまれたサウンドを革新的に、古い音楽を新しく、そしてローカルなサウンドを世界的なスケールを持った音に変えていく。
これまでに、アイルランド国内各紙でアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いた傑作デビュー・アルバム(セルフ・タイトル)をトランスダクション・レコードよりリリースし、国際的にも名高いエレクトリック・ピクニックやハード・ワーキング・クラス・ヒーロー・フェスティバルなどといったイベントにも出演する傍ら、地元で精力的なライブ活動を行っている。
伝統的なフォーク・ミュージックを、大気を低く唸らせるようなサイケデリック・ロックに変えながら、アレン・ブライ(ヴォーカル、ギター、バンジョー)、ドニカ・ホーイー(ギター)、エンダ・ベイツ(ベース)、ブライアン・オヒギンズ(ドラム)の4人は焼き付くように美しい色彩豊かなケルティック・サウンドを創造している。
アルバムに収録された『ヘアー』や『ピムリコ』のような曲では、アイルランドの歴史的背景にもとづいた「裏切り、幻滅、愛国心、失われた信仰」などといったテーマの中に強い寓意性を垣間見ることができる。
他にも代表曲といえる『パルチザン』では、イタリアのゲリラ活動”パルチザン”を思い出させる一方で、マケドニア・フォークからの音楽的影響も見られる。また、叙事的な最終曲『ラグド・ロック』では、アイリッシュ・トラッドの伝統的歌唱法であるシャーンノス唱法が歪みを帯び、徐々にフィードバックのハウリングに埋もれていきながらクラウト・ロック的な幻覚状態へと発展していく。まさに締めくくりに相応しい、劇的な音の旅である。